教育学部 教育実践・政策学コース
未来への扉が、ここにあります。

毎年度5月に、教育学部では教養課程2年生向けのガイダンスを行っています。
関心のある方はガイダンスに参加して下さい。
ガイダンスの具体的な日程は事務を通して広報されます。

ほかに、コース教員が全学自由ゼミナールや教職関連講義などで、駒場のゼミや授業を担当しますので、関心のある方は、確認の上、ぜひ参加して下さい。

卒業生、学生からのメッセージ

 

学部卒業生 茅野 良太
私たちの「生」は、偶然のようなものも含めた実に様々な作用の中で存在しています。そのような可視/不可視な作用の総体を「教育」と見なすなら、私たちの人生や社会の存在そのものが「教育」であるとも言えます。「実践」とは、学校で教師が生徒に教授することや教育制度を構築することのみならず、私たちの精神と身体を外部世界に対して開放する、その全てのことではないでしょうか。常に新たな他者と出会う可能性のある時代において、私たちの「主体」性は、固定された1つの座標から対象に働きかけるものではなく、対象との相互作用の中で自ら絶えざる変化を遂げていくものとなっています。「学び」とは、相互作用の中で変化しあう主客のあり方そのもの。そのような「学び」の動的なプロセスの中に私を投じてくれた師と友に感謝しています。
学部卒業生 島津 斉明
「で、要するに学校の先生になるのでしょ?」残念ながら世の多くの方の教育学部への認識はこんなところ。もちろん学校教育は教育学の非常に重要な分野ですが、あくまで一部分。「じゃあやっぱ東大だし、文科省の官僚になるんだ!」特にこのコースにいると、二言目にはこれ。もちろん官僚を目指す人もたくさんいますが、全員が全員そうではありません。「学校でも文科省でもないところで教育なんて考えられるの?」このコースの美質は、この答えを具体的に見出せることにあると思います。ここでは教育についてさまざまな切り口で見ることで、その姿を俯瞰でき、教育の持ついろいろな可能性を発見できるからです。学校と家庭以外の公民館や博物館などが行なう教育に焦点を当てる社会教育学や、図書館初め現代の多様なメディアからなる知のシステムを考える図書館情報学を通じて見えてくるのは、教育というものが、層状以上に豊かな可能性を秘めたものだということです。教える側が教師ばかりでなければ、学ぶ側も子どもばかりではないのです。それら多岐に亘る教育の可能性に裏付けを与え、屋台骨となる法律や制度全体を支えるのが教育行政学であり、学んでいくうちにここに関わるのは何も文科省の官僚ばかりではないことがわかります。このコースの醍醐味は、そうしたことを、実際にいろいろな経験を積むことで体得できることにあると言えるでしょう。教育の見方、ちょっと変えてみませんか?
学部卒業生 米山 侑志

教育や教育学という分野は他の学問分野に比べると、ともすれば机上の空論となりがちな分野です。
私も教育というものを専門とする上でその点を非常に危惧していました。
しかし本コースでは実際の行政制度や政策そして社会教育関連組織という視点から見た教育を中心にこの分野を学ぶことが出来るので非常に実際的な知識や思考体系を得ることが可能であり、現在のシステムにしっかりと根を張った形で「教育」という分野を学ぶことが出来ます。

また本コースのゼミは実地調査のような形をとるものが多いのでその知識等を活かす機会も多く用意されています。
このように比較的漠然とした教育という分野を、具体的に、体得的に学ぶことが可能な点が本コースの最大の魅力です。

また教員や先輩方との距離感も非常に近く、ゼミや歓迎会などで色々な話を聞くことができます。
学問に関することから就職に関することまで幅広く相談することができ、立場を超えて議論をすることができるのも本コースの特色の一つです。
学部卒業生 佐々木 基
私は、本コースに進んだ時には、専門課程が二年間しかなく、本当に様々なことが学べるのだろうか、大学で何かを学んだということができるのだろうか、と不安に思っていたのですが、それは完全に的外れな考えでした。
この1年間で私は、駒場で過ごした前期課程では想像もつかないほど多くのものを得ました。
このコースでは、私が主として学んだ教育行政学に関する知識は当然のこと、他の教育実践や教育政策関連分野の講義も受け様々な側面から教育を考えることができます。
また、本コースのゼミでは、調査演習形式が多いため、講義などで得た知識を、そのまま眠らせてしまうことなく、現場でどういうことが起こっているのか、関係者の声はどういうものなのかということと繋げて考えることができます。
机の上だけの議論に終始してしまうのではなく、現場に出て考えることができる機会が提供されているということはとても貴重な、恵まれた環境だと思います。
学部卒業生 栗栖 誠子
教育行政と聞くと、漠然と教育政策や学校経営、そして行政と教育との関係を考える学問だというイメージを持つのではないでしょうか。
私も進学するまではそのようなイメージを持っていました。しかし、ここでは、学校現場での調査実習や博物館実習などに取り組む機会もあり、現場や社会とのつながりを常に意識して教育という分野を学び、自らの思考を深めることができます。
実際に、私も教育行政学コースで学んだ2年間でゼミや博物館実習に参加し、学部内ばかりではなく、学部外でも様々な人たちと出会い、様々な考え方に触れることができました。
また、先生方もそれぞれに魅力的で、実習やゼミなどの授業はもちろんのこと卒業論文も熱心に指導してくださいます。
色々な立場の人たちとの出会いを通して教育について学ぶことが出来るという貴重な環境が本コースには備わっていると思います。
学部卒業生 浅石 卓真
私がこのコースに進学したのは、教育を制度的な観点から学びたいと考えたからです。
もともと小・中学校の教育課程に関心がありましたが、その施行体制や政策決定プロセスにより関心を持つようになりました。
本コースは教育行政学、社会教育・生涯学習論、図書館情報学などの領域に大きく分かれていますが、3年生のうちは特定の領域に絞ることなく広く浅く履修します。
その中で、意外な領域の講義内容に強く心惹かれることがきっとあるはずです(私自身がそうでした)。
また、演習では学校現場や図書館をはじめ、教育委員会や文部科学省など実際の教育現場でお話を伺う機会が多いのは本コースの大きな魅力だと思います。
学部卒業後の進路は様々ですが、私は大学院(図書館情報学研究室)に進学することになりました。
厳しくも非常に熱心な先生方の下で、さらに研究を深めたいと考えています。